3月に入ってからは心なしか1日が過ぎるのがはやく感じます
演奏会までの1週間もあっという間に過ぎてしまうのでしょう(;´Д`)
今回はコントラバスのメイントップへのインタビューです!
「白鳥の湖」の弦トレーナーも務めている4年生の団員です(^^♪
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浮貝/ 「白鳥の湖」のトレーニングで苦労していることはありますか?
Cb/ バレエ音楽なので、場面ごとの雰囲気や印象、物語を音楽だけで伝えることが難しいです。バレエは踊りや演技があるからより伝わるけれども、今回は音楽だけで伝えないといけないので。
技術の上に表現を乗せていきたいと思っているので、表現までなかなか辿り着かないことも大変でした。
浮貝/ 「白鳥の湖」の注目ポイントを教えてください。
Cb/ 自分はコントラバスを弾いているので、コントラバスの注目ポイントから紹介します。
コントラバスはたまに金管と一緒に動くので、金管の中でも頑張っていますよってところと、フィナーレの冒頭のピチカートに全身全霊を込めているので、そこに注目していただきたいです。白鳥が舞うようなピチカートを心がけています。
弦楽器は「スペインの踊り」の色気を頑張って出しています。情熱的な感じと色気がある感じのメロディに注目していただきたいです。
浮貝/ 愛教オケの弦楽器の良いところはどこだと思いますか?
Cb/ 貪欲に練習したり、追求するところです。分奏に限らずtuttiや来団でも、言われたことをすぐ吸収して自分のものにして、技術で表現できるところがすごいと思います。
浮貝/ 今回のメイン曲、ドヴォルザーク「交響曲第8番」はどこが好きですか?
Cb/ 1楽章のHからです。嬰ヘ長調のところは、森の妖精が出てくる陽気な感じだけど、変イ長調に転調すると雲行きが怪しくなります。そのあとKの前でチェロとコントラバスがガツンとメロディをやる、神様のイメージになります。妖精が遊んでいて、神様が登場して怒りが落ちて・・・という物語性があるところが好きです。
4楽章のPiù animato、コーダのところも熱くなります。みんなで集まってきて、最後に向かっていくところが好きです。
浮貝/ あなたにとって愛教オケはどのような存在でしょうか?
Cb/ 音楽的にも人間的にも成長できたコミュニティです。多分今までで一番コントラバスの技術でも音楽づくりでも成長できたし、色々吸収できたと思います。弦トレーナーをやらせてもらえたので、人間的にも成長できたと思います。人前でしゃべることができるようになりました。
浮貝/ 最後に、お客様に向けて一言お願いします!
Cb/ 他の団員にもお客様にも支えられてこのような演奏会を開くことができるということに感謝して、今までで一番良い演奏会にしたいです。熱い演奏をお届けしたいと思います!
(取材日2017年2月23日)
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【第86回定期演奏会】
海老原 光
曲目
ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲
日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演
会場
愛知県芸術劇場コンサートホール
入場料
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