2018年8月17日金曜日

第89回定期演奏会 ご来聴お礼

第89定期演奏会 ご来聴お礼
8月13日(月)に刈谷文化総合センターで第89回定期演奏会を催しました。

 
 
 
ご来場いただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。
お忙しい中お越しいただいた皆様、関係者の皆様のお力添えもあり、演奏会を開催することができました。団員一同、深く御礼申し上げます。



今回は546名以上のお客様にご来場いただきました。
なお、アンコール曲はフンパーディンク作曲 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲をお送りいたしました。

 

また、多くの方々から当団に関するご意見を頂きました。
いただいたご意見を真摯に受け止め、より多くの方がより一層お楽しみいただける演奏会となることをめざし、定期演奏会に向けて準備してまいりました。
皆様から頂いたご声援は、私たちの活動の確かな原動力となりました。
今後とも皆様の温かいご支援ご協力を頂けますよう、お願い申し上げます。
 
 
 

 

さて、次回の第90回定期演奏会は2019年3月7日(木)愛知県芸術文化劇場にて催されます。指揮は濱津清仁先生です。
チャイコフスキーの交響曲第5番をメインとしたプログラムをお届け致します。

またのご来場を心よりお待ちしております。

2018年8月11日土曜日

音楽室でよく見るベートーヴェンの肖像画!実はかなり盛られていた!?

ベートーヴェンの顔を想像してみてください!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

たいていの方は、音楽室をはじめとした様々な場所で見られるこの肖像画を想像すると思います。

 
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こちらの絵はヨーゼフ・カール・シュティーラーの『ミサ・ソレムニスを作曲中のベートーヴェン』という作品。

蓮紙に真紅の襟飾り、らんらんとした眼光、きっと結んだ一文字の唇。また、エネルギーの発散が激しく、誰が見ても偉大なベートーヴェンの顔です。イケメン

しかしながら、実際のベートーヴェンは、これとはかけ離れたものだったそうです。

ベートーヴェン研究家であるメイナード・ソロモン曰く、ベートーヴェンは背が低く、色が黒く、髪は真っ黒。そのうえ蓮髪でアバタだらけ。ほかにも、口は小さい、指は太い、体の柔軟性がない、不器用である…など言いたい放題です。

ではここで、シュティーラーの絵をもう一度見てみましょう。

こちらの絵には以下の特徴があります。

 

・髪の毛が真っ黒ではない

・髪の毛が長く、横に飛び出している

・目が大きくらんらんとしている

・一文字に結んだ立派な口である

・シャツの襟の幅が広い

・襟飾りが真紅である

 

これらの特徴は全て本来のベートーヴェンとは異なると言われているものです。

真紅の襟飾りですが、ベートーヴェンは一年中白い襟飾りだったそうです。

 

なぜこのように大幅に脚色された絵になったのか。

ベートーヴェンは絵画を写実的なものと考えておらず、それらしくかければよかったのです。この絵が描かれたのは1820年ごろであり、彼は既に音楽の巨匠でした。ゆえに彼を描くときは、大衆が期待するベートーヴェンらしさが求められたのです。本人の顔がベートーヴェンらしくなかったら、それらしい顔に画家が仕立てたのです。

また、この時代は写実主義という言葉がなく、文芸はロマン派の時代。もっぱら非日常的なものが好まれていました。ナポレオンの肖像画を見てわかるように、それらしい絵が好まれていたのです。

 
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では実際、ベートーヴェンはどのような顔をしていたのか。こちらの絵をご覧ください。

 
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こちらの絵はヴィリブロルト・ヨーゼフ・メーラーによって書かれたベートーヴェンの肖像画です。

メーラーは多角的な芸術の才がありました。しかしながら、それらの才能を特定して伸ばそうとはしなかったため、どの分野においても愛好家として終始しました。

彼は職業画家ではなかったため、この絵は芸術的に制作されたものではありません。また、画家ではないため、思いつきや気まぐれの要素は入っていません。ゆえに、この作品はベートーヴェンのあるがままを写したものだと言えます。

 

 

最後にこちらの絵をご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 

この作品は、シュティーラーがベートーヴェンの死後に描いた絵です。

このベートーヴェンは、かつてシュティーラーの描いたものとは大きく異なります。半分白髪のぼさぼさの髪によれよれの首飾り。シャツの襟もしわしわで、分厚い生地の服はかなりくたびれています。

晩年のベートーヴェンはいつもきちんとしており、特に人前に出るときは注意していたそうです。しかし、この絵は乞食のようですね。

芸術家という新時代の好奇な精神の人間は服装などにはかまわない、俗世間を超越した存在だということを描いたのでしょうね。

 

 こちらの本に詳しく書いてあります!
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参考文献:『ベートーヴェンとベートホーフェン』 著 石井宏  七つ森書館

                2013926日 初版

2018年8月9日木曜日

8月の練習日程

1日(水) 12:40~ @高岡コミュミティセンター
                    M・Etutti


4日(水) 940~ @末野原交流館
                    来団


5日(日) 9:40~ @逢妻交流館
           Mtutti→Stutti

8日(水) 12:40~ @高岡コミュミティセンター
                    来団

11日(土) 9:40~ @音楽棟
         S・Mtutti

12日(日) 9:40~ @刈谷市総合文化センタ―
           リハーサル

13日(水) 9:20~ @刈谷市総合文化センター
         本番

18日(土) 9:40~ @高岡コミュミティセンター
         総会→訪問演奏会練習

25日(土) 12:40~ @未定
        訪問演奏会練習

26日(日) 9:40~ @未定
                    団内演奏会
 
29日(水) 12:40~ @未定
        訪問演奏会練習