2017年8月8日火曜日

三年管トレーナー

こんにちは!

実は今回インタビューに応じてくださったのは!
なんと!
前のホームページ係のあのお方です!

今回なかなか文章量が多く、泣きを見ました(´;ω;`)
ホームページ係泣かせです。

ではインタビューを見ていきましょう!

------------------------------------------------------------------------

加「普段のトレーニングで心がけていることはありますか?」

管トレ「今、教育界でアクティブラーニングがはやりじゃないですか。生徒自身が自分たちで問題意識をもって、自分たちでそれを考える。それをトレーニングに取り入れられたら、と思っています。いくら自分がトレーニングをやっているとはいえ、最終的に演奏するのはトレーニングを受けている奏者なので、自分たちでいろいろ考えながらやってもらうほうが質のいい演奏ができると思います。トレーニング中に奏者から出てきた言葉を拾う方針でやっています。結構意見を言ってくださる方が多いので、トレーニング中に議論大会になることも多いですね。」

加「今回トレーニングされた曲の良いところを教えてください。」

管トレ「まずフス教徒ですが、初めて聴いたときはいまいち理解ができませんでした。しかしトレーニングをしていくうちに、なかなか考えられた曲だなと感じるようになりました。自分が使っているスコアはフス教徒に出てくる五つのテーマを色分けしています。それを見ると、十五分の曲のうちほとんどの個所がその五つのテーマのどれか、またはそれを変形させたもので成り立っていることがわかります。そういったところがなかなか面白いと感じます。
画家マティスは言いたいことが多すぎてまとまらないですね(^^;) うーん。普段愛教オケが演奏する曲はロマン派が多いのですが、この曲が作られた時期はロマン派がもう終わっている19331934年に作られた曲です。この時代は次の新しい音楽に向かっていく時代で、ロマン派がやってきたことを否定した作曲家も多かった時代です。そういった面で、愛教オケにとって新鮮な曲だと思いますし、よく大学のオーケストラを聞かれる方にとってもなじみのない曲ではないかと思います。また、この曲は世界史的に見ても作曲された19931934年という年は戦間期の激動の時代で、そういう部分もこの曲に表れているような気がして面白いと思います。」

加「画家マティスにとても熱い情熱を注がれているようですが、なにかきっかけはあるのですか?(^^)

管トレ「僕がマティスにであったの一年半くらい前ですね。他のアマチュアオーケストラの演奏で初めて聴きました。衝撃でしたね。この曲は無調音楽ですが、僕が今まで聞いてたのはロマン派の調のある曲でしたから。しかし聞きごたえのある曲だなと感じました。それからいつか演奏したいという気持ちになりました。聞いてもらえばわかりますが、超絶難しい曲です。演奏する機会は無いかなと思っていましたが、今回のその機会が与えられてとてもうれしいです。」

加「愛教オケのいいところはありますか?」

管トレ「みなさんまじめだなと思います。トレーニングしていてもまじめさが伝わってくる音がして、曲に向き合おうとしている姿勢を感じます。ただまじめの度が過ぎるなと思うことがあって、自分の目の前に書いてある楽譜ばかり見て、頑張って表現しようとしている感じがします。曲はいくつものパートがあって出来上がっているので、まわりの音を聴くという点でもまじめになれたらいいと思います。あと演奏会などでそのまじめさ故に縮こまってしまうことがあるので、そこも克服して思い切った演奏ができればいいと思います。」

加「お客様への一言をお願いします。」

管トレ「メインのドボ7もいい曲ですが、フス教徒も画家マティスもそれに負けないくらい魅力的な曲ですし、聴きごたえのある曲だと思います。ぜひこちらも注目してお聴きください。」

加「ありがとうございました!」
 
(取材日7月23日)
 
マティスへの愛が伝わってきますね!(^^)

-----------------------------------------------------------------------------------------


【第87回定期演奏会】
指揮
中村 暢宏

曲目
ドヴォルザーク  交響曲第7番 ニ短調
ヒンデミット     交響曲「画家マティス」
ドヴォルザーク  劇的序曲「フス教徒」

日時
2017年8月13日(日)
17:45会場/18:30開演

会場
刈谷市総合文化センター大ホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)
                  

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿