2017年2月19日日曜日

ファゴット

今回からメイントップへのインタビューを再開します!

今回はファゴットのメイントップです

メイントップでありながら、「白鳥の湖」の管楽器トレーナーもしている4年生の団員です(*´ω`)

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浮貝/ 今回の演奏会のメイントップは、今までの演奏会と違うと感じますか?

Fg/ 私は1年生の後期から3年生の前期までは全部の曲に乗って、さらにそれをやりながらトレーニングも担当していました。前回と今回はメイン曲だけしか乗っていないので、メインの曲だけに向き合ってできると感じています。一緒に吹く人と音を合わせたりといったこだわって練習する時間が3年生の頃よりも増えたと思います。

浮貝/ 自分が乗っている曲をトレーニングするのは大変ですか?

Fg/ 自分が乗っている曲をトレーニングをする良さは、自分が乗っているから曲の構造もわかりやすいし、他の人の様子をtuttiの中でも見ることができるというところだと思います。でも自分がいない状態でトレーニングをすることになるので、自分の音だけは分からないっていうのが不安ではあります。今回は自分が乗っていない曲をトレーニングしているので、はじめの頃は曲を深く知っていないなって感じるときがありました。でも乗っていないからこそ音を客観的に聴くことができるので、バランスを見たり、こうしてほしいって言いやすいです。

浮貝/ 「白鳥の湖」の魅力はどこですか?

Fg/ ホルンのトロンボーンに対抗して音を出すようなシーンが個人的にとても成長を感じていて、楽しいなって思いながらトレーニングをしています。金管のファンファーレとか金管の伴奏とかに成長を感じていて、トレーニングをしていて一番魅力を感じます。あとは木管の人たちが必死になって連符をさらっているので、頑張っているなって思って見ていただきたいです(笑)。

浮貝/ メイン曲のドヴォルザーク 交響曲第8番の好きなところはどこですか?

Fg/ 今回の曲は伴奏が多いです。4楽章の超絶技巧なフルートソロのうしろでファゴットが実はひっそりと支えるように伴奏をやっているのですが、そこが個人的に一番好きな場面です。ふと思い出してください(笑)。

浮貝/ 2年生の3人の後輩は、どんな存在ですか?

Fg/ 嬉しい反面、はじめは結構ビビッていました(笑)。実は私は経験者と一緒に部活をやることが初めてだったので。エキストラさんを呼ぶと必ず自分より年上の人だったのが、今度から一緒にやるのは自分より年下のうまい3人だったので、ビビりながらの後輩獲得でした。今は3人ともそれぞれ魅力があるかわいい後輩たちだと思っていて、一緒に演奏できるのがこれで最後だと思うと寂しいです。私が卒団しても、3人仲良く頑張ってほしいです。みんなそれぞれ魅力的な音が出るので、これからも3人で頑張っていってほしいと思います。

浮貝/ それでは最後に、お客様に向けて一言お願いします!

Fg/ 今回が4年生にとっては最後の定期演奏会となります。ファゴットパートとしてはこれで私がやっとすべての後輩とメイン曲に乗り終わる定演でもあります。序サブの2人、メインで初めて一緒に乗る後輩にも注目して、演奏会を楽しんでください。

浮貝/ ありがとうございました!


(取材日2017年2月12日)

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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

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